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【豆知識】立ち振る舞いとマナーのお話。素敵に着こなして振袖美人になろう!
こんにちは!
みそや呉服店・みそや振袖サロンです。
朝晩肌寒く感じる季節となってまいりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
振袖は、日本の特別な瞬間に身を包む美しい着物です。
その華やかな装いは、成人式や結婚式などでの重要なイベントに欠かせません。
今回は、振袖を着用する際のエチケットやポイントに焦点を当て、素敵な着姿を引き立てるためのマナーについてご紹介します。
振袖を身にまとう特別な瞬間を、心地よいマナーとともに迎えましょう。
<振袖美人になるための基本>
振袖を美しく着こなすためには、ゆっくりとした動きが基本です。
いつもよりも動作を丁寧にすることで、上品な雰囲気を醸し出すことができます。
姿勢も忘れずに整えましょう。
お腹に程よい力を入れ、全身をまっすぐに伸ばすことで、振袖の美しさが一層引き立ちます。
<座っているとき>
成人式の際、振袖をまとったまま座る機会が増えることでしょう。
その際に注意すべきポイントは、椅子に軽く腰をおろすことです。
帯がつぶれないよう心がけ、背もたれに接触しないように気をつけましょう。
足を揃え、両手を重ねて膝の上に置くことで、上品な座り姿が際立ちます。
<立っているとき>
基本のマナーと同じように、大切なのはまず姿勢を正して立つことです。
手は身体の前で軽く交わし、足はつま先を軽く合わせると、品のある雰囲気が漂います。
特に写真撮影などでは、身体を軽く左に傾けると良いでしょう。
これは、振袖の左前身頃に華やかな柄が配されているためです。
<歩いているとき>
振袖姿での歩行は、初めての経験かもしれませんが、たった一つのコツを心に留めておくだけで、歩く姿が格段に美しく見えます。
そのコツとは、通常よりも歩幅を小さくすることです。
洋服の場合のように大きく歩いてしまうと、着崩れの原因ともなりかねません。
一般的なこぶし一つ分程度の歩幅を目安に、内股気味にゆっくりと歩いてみましょう。
これによって、裾のめくり上がりを防ぐだけでなく、優雅な歩行姿勢を維持できます。
<車を乗り降りするとき>
成人式の当日、会場へ向かう際には、多くの方が親御さまによる車の送迎が多くなるでしょう。
振袖を身に纏い車に乗り込むとき、裾がめくれあがったり、着崩れが気になりますが、注意が必要です。
最初に手荷物などは車内に先に置いておきましょう。
そして、左右の袂(袖の袋状の部分)を重ねて持ち、お尻から車のシートにゆっくりと腰を下ろします。
振袖と一緒にボリュームのあるヘアスタイルを選ばれた方もいらっしゃると思いますが、髪型が乱れないように気をつけましょう。
最後に、お尻から車内に足を入れるように、ゆっくりと回転するイメージで動きます。
座るときと同じく、帯をつぶさないように腰を浅く掛けることも忘れずに。
降りる際は、乗ったときと逆に「足→頭→腰」の順番で、車からおりるように心がけましょう。
<お手洗いをするとき>
振袖姿でお手洗いに行くのは、少し不安な方もいらっしゃるでしょう。
そんな不安を解消するために役立つのが、大きなクリップです。もちろん、大きな洗濯ばさみや代替アイテムでも構いません。
お手洗いが洋式である場合、できるだけ広めの個室を選ぶと良いでしょう。
個室に入ったら、まずは袖をクリップや代替アイテムでまとめて留めましょう。
クリップが手元にない場合は、軽く結んだり、帯締めに挟んだりすることもできます。
そして裾は、着物→長襦袢の順に、裏返さずにたくし上げるとスムーズです。
個室を出る際には、後ろ姿も含め、裾が乱れていないかしっかりチェックしましょう。
いかがでしたか?
みそや呉服店・みそや振袖サロンは、地域密着で豊富な実績と信頼で喜ばれております。
皆様のお越しをお待ちしております。
最後に
時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
◇ ◇ ◇
みそや呉服店は、橋本市・伊都郡かつらぎ町・伊都郡九度山町・高野町・紀の川市・岩出市・和歌山市・五條市・御所市・河内長野市の成人式のお手伝いをさせていただいております。
【みそや振袖サロン】
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